米商務(wù)省國際貿(mào)易局の國際観光事務(wù)室（NTTO）が1日に公式サイトで発表した統(tǒng)計(jì)によると、2014年に米國を訪れた中國人観光客は218萬8千人に達(dá)し、消費(fèi)総額は237億7千萬ドルだった。うち、九割の観光客が買い物をしており、1人あたりの平均消費(fèi)額は約1萬800ドルとなった。

最新統(tǒng)計(jì)によると、昨年米國を訪れた外國人観光客で最多となったのは米國の隣國?カナダの2300萬人。人數(shù)は中國人観光客の10倍以上に達(dá)したが、カナダ人観光客の消費(fèi)額はのべ272億ドルで、中國人観光客との差額は僅かだった。このデータからも、中國人観光客の驚くべき消費(fèi)力が伺える。

2014年の訪米中國人観光客數(shù)は前年比21％増で、2007年の39萬７千人と比べると約5.5倍となった。また、昨年中國人観光客の米國での消費(fèi)総額は237億7千萬ドルと、2013年比で約20億ドル増加した。なお、7年前の2007年に米國を訪れた中國人観光客の消費(fèi)額はトータルで僅か47億7400萬ドルだった。

昨年の訪米中國人観光客に人気だったアクティビティのトップ3は、買い物、観光、グルメだった。そのうち89％の中國人観光客は買い物をしており、前年比4％増となった。

中國人にとって米國旅行がもはや「屆かぬ夢(mèng)」ではなくなったのに伴い、米國の大都市だけではなく、遠(yuǎn)隔地や農(nóng)村地區(qū)などを訪れる中國人観光客も増えている。これらのアクティビティは2014年の訪米中國人観光客の各種アクティビティの中で、最も高い成長(zhǎng)率を示した。

なお、訪米中國人観光客の平均滯在日數(shù)は14日間で、前年の12日より2日間増えた。また、訪米観光ビザの発給要件緩和により、「リピーター」も増えている。報(bào)告によると、初めて米國を訪れる中國人観光客數(shù)の割合は、2013年の45％から2014年の41％に下がった。

また、訪米旅行の目的は「観光旅行」が36％、「親戚や友達(dá)の訪問」が22％で続いた。

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月11日